Glossary:
用語集
印刷や広告、DTPなどに関する気になる用語を解説します。
- ホーム >
- 用語集
用語集
50音順で分かりやすい!!
気になる言葉はありませんか? 日頃聞きなれない専門用語を詳しく解説します。
下の見出しをクリック!!
- 広告用語はこちら
-
- ア行
-
アイキャッチャー【eye catcher】
目を引きつける目的で用いられる視覚的構成要素のこと。写真やイラスト、アイコンや画像などが相当する。
アイデンティティー【identity】
自他による「本人」あるいは「そのもの」であることの確認。他社や競合商品との識別・差別化と好ましいイメージ形成を可能にする個性。コーポレート・アイデンティティ、ブランド・アイデンティティなどがある。
アイドマの法則 【AIDMA formula】
広告の接触から最終的な購買に至る心理プロセスを、Attention(注目)→Interest(関心)→Desire(欲求)→Memory(記憶)→Action(行動)の頭文字で表わした消費行動に関する説。この他、インターネットにおける購買行動のプロセスとして、Attention→Interest→Search→Action→ShareとするAISASなどがある。
アカウントタビリティ【accountability】
説明責任の意味。政府、企業や団体などは、直接的かつ間接的に関係を持つ者にも権限行使の説明を負うという考え方。広告分野では経営者に対し、広告費用や効果を報告し管理責任を果たしていく義務のこと。
アップセル 【up sell】
ある商品の購入者、または購入希望者に対し、同種でより高額な商品を勧めること。顧客満足を付加価値として、顧客単価向上を目指す販売手法。
イメージ広告【image advertising】
商品の特徴や機能の訴求ではなく、企業や商品イメージを感性に訴求する広告。
エクスパンド広告【expand advertising】
マウスの動きに反応して拡大するバナー広告のこと。
- カ行
-
カニバリゼーション【cannibalization】
自社の商品や新商品が競合他社からではなく、自社の他の商品の市場シェアを奪ってしまうこと。「共食い」の意味。
完全版下
そのまま製版され、送り版、刷版となる印刷媒体における入稿原稿のこと。
完パケ
完全パッケージの略。すでにCMも挿入されていて、そのまま放送できる状態に仕上がっているVTRを指す。通常、ネット番組の場合はキー局から完パケの形で送信され、「クロ送り」と呼ばれる。一方、ネット番組だがスポンサーへの販売は各地方局でローカルセールスする場合は、CM部分を空白で送るシロ送りという。
企業ドメイン
企業の活動の範囲や領域のこと。経営理念や自社の強み、市場ニーズなどに応じて定義づけられ経営資源が投入されるため、企業の存続と成長に大きな影響を与える。
キャッチフレーズ/キャッチコピー【catchphrase/headline】
読者の関心を呼び注目度を高める言葉、広告文章のこと。ヘッドラインとも言う。キャッチフレーズで注意をひきつけて本文(ボディコピー)を読ませるという手法や、キャッチフレーズだけで完結する広告表現もある。
- サ行
-
サブリミナル効果 【subliminal effect】
意識と潜在意識の境界領域に刺激を与える事で表れるとされる効果のこと。それを用いた広告をサブリミナル広告と呼ぶ。 1957年、映画「ピクニック」の上映中に「コークを飲もう」のメッセージを1/3000秒のスピードで5秒間隔に挿入したところ、コークの売上高が18%増大したという話しが有名だが信憑性が問われており、その後の実験でも効果ははっきりしていない。なお、サブリミナル効果を狙った手法は禁止されている。
サーチエンジン 【search engine】
検索エンジンともいい、インターネット上のWebサイトや情報をキーワードを使って検索できる、GoogleやYahoo!等の検索サイトを指す。検索サイトはリスティングなどの広告料金で運営されているため無料サービスとなる。
シズル【sizzle】
肉を焼く音やボトルの栓を開ける音、グラスのしずくなど食欲を刺激する表現手法のこと。
消費者【consumer】
商品やサービスの提供を対価を支払って受ける人のこと。「生活者」と呼ぶこともある。
- タ行
-
断ち落とし
写真やイラストレーションなどをスペースいっぱいにレイアウトして、紙の余白をなくすことをいう。
ターゲット【target】
広告の訴求対象(広告商品やサービスの対象となる消費者など)を指す。また、商品のターゲットとは別に広告表現上のターゲットを「表現ターゲット」として設定することもある。
ターゲティング 【targeting】
企業やブランドが目的を達成するための適切な市場や顧客グループ、広告の訴求対象などを選択することを指す。マーケット・ターゲティングとは、すでにある製品の適切な市場や顧客グループを選択すること。ターゲット・マーケティングとは、特定ニーズを持つ市場を選択し、その市場に合う製品を企画、開発すること。
地方広告【local advertising】
地域広告やローカル広告とも呼ばれる、特定地域に限定された広告。
テキスト広告 【text advertising】
インターネット広告の一種で、クリックすると指定したWebサイトへジャンプする文字(テキスト)のみの広告。シンプルに要点を表現できるため、バナー広告に比べ効果的な場合もある。
- ナ行
-
ナショナルブランド【national brand】
全国で販売している製造業者メーカーやブランドのこと。流通業者のブランドはプライベートブランドと言う。
ナレーション【narration】
テレビCMやラジオCMでのメッセージ(セリフ)のこと。
二重価格表示
値引き前の価格と値引き後の価格を併記するなど、実際に販売する価格と比較対照となる価格を両方挙げて表示しているもの。二重価格表示自体に問題はないが、消費者をまどわすおそれがあるので、原則として禁止されている。
ニーズ 【needs】
欲求、要求、需要のこと。一次的欲求(生理的欲求)と、二次的欲求(後天的・経験的につくられる派生的欲求)がある。
ネガティブアピール/ネガティブアプローチ 【negative appeal/negative approach】
その商品を使わない場合の不安感をあおることで、その商品特性を訴求する広告表現手法。
- ハ行
-
「版下」【block copy】
印刷工程において製版フィルムを作るための原稿。写真やイラストなどを除いた、文字や図表などを1枚の台紙にレイアウト通りに貼り付けたり描いたりしたもの。
販売促進【sales promotion】
消費者や流通チャネル向け、社内の営業担当者などを対象にした、直接的な購買行動の刺激づけを図る諸活動。広告活動と連動してマーケティング活動の動機を満たす取り組み全般のこと。インセンティブ、ディスプレー、コンテスト、景品提供、値引き、イベント、組織づくりなどの各プロモーション活動がある。
ヒューリスティックモデル【heuristic model】
ヒューリスティックとは自己発見的、自学自習的の意味で、必要な情報が不足している時に経験や実績などを加味しながら総合的に判断して仮説を立て、最適に近い解答を得ようとするモデル。
- マ行
-
マス・コミュニケーション【mass communication】
不特定多数の大衆を対象に、大量の情報を新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどのマスメディアを通じて伝達するコミュニケーションのこと。
「マーケティング」【marketing】
企業が行うあらゆる活動のうち「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を得られるようにする活動」すべてを表す概念。アメリカマーケティング協会は「組織とステークホルダーに利益を与えるよう、顧客に向けて価値を創造、伝達、提供し、顧客との関係性を管理するための組織的機能であり一連の過程」と定義し、日本マーケティング協会では「企業および他の組織がグローバルな視野に立ち、顧客との相互理解を得ながら公正な競争を通じて行う、市場創造のための総合的活動」と定義している。
ミステリーショッパー 【mystery shopper】
買い物客をよそおって販売店に訪れるメーカー側の調査員の事。店頭キャンペーンなどの実施状況をチェックするために行う。
- ヤ行
-
予告広告 【previous announcement】
発売前に行われる広告。一般的には新作映画やイベントなどの告知が多い。
- ラ行
-
ライフサイクル【life cycle】
人間の一生を各段階で捉えること。同じように商品にも導入期・成長期・成熟期・衰退期があるという考え方を、プロダクト・ライフ・サイクルという。
ライフスタイル分析 【life styie analysis】
年代層の組み分けだけでなく、生活手法や考え方の側面から数種類に同質グループに分類、各グループの志向性を分析すること。各グループに対してどの様なアプローチ方法が適しているかを分析し、広告手法を決定する。
ラフスケッチ 【rough sketch】
クリエイターが発想を簡単なスケッチとして作成するアイディアスケッチのこと。それを用いて議論したり、確認したりする。サムネイルともいう。
- ワ行
- 印刷用語・DTP用語はこちら
-
- ア行
-
アイデアスケッチ
ラフスケッチともいう。クリエイターが浮かんだ発想を描く簡単なスケッチのこと。
アウトライン
アウトラインフォントの文字形状を表す輪郭線のこと
イキ
校正記号のひとつで、訂正の指示を取り消し元のままにする意味として用いる。
浮き出し・浮き出し加工
紙表面に凹凸がある紙。凹上の型と凸状の型の間に紙を置き、圧を加えることで紙を凸上に浮き上がらせる加工で、エンボス加工とも呼ぶ。
内校・内校正
校正紙を発注者に提出する前に、作業者や営業担当が確認すること。
裏うつり
印刷インキが乾く前に積み重ねられた紙の重さで、インキがその上にある紙の裏面に付着して汚すこと。裏付きともいい、でんぷんなどの細かい粉を吹き付け、紙と紙の間に空間を作り、裏移りを防止する方法などがある。
エンボス
シート状基材にいろいろな模様(パターン)を型付けすること。
オフセット印刷
印刷形式の1つで、インキの着く「画線部」とインキの着かない「親水部」とに分けられたPS版(もしくわマスター版など)にインキローラーによってインキを乗せ、版の画線部に着いたインキをブランケット(ゴム製シート)の巻かれたシリンダーに転写した後、ブランケット上のインキを紙に転写していく印刷方法。
オン・デマンド印刷
従来はコストと納期の問題で難しかった小ロットの印刷が、DTPシステムの発達とデジタル印刷機によって必要な部数だけの印刷を可能にしたシステムを用いた印刷方法。
- カ行
-
カーニング
文字と文字の間隔を広げたり狭めたりすること。
グラビア印刷
凹版を用いた印刷方式の一種であり、代表的なもの。色調の再現性がよく、美術書などの印刷によく用いられる。版が高価なため、オフセット印刷が代わりとして用いられることがある。
下版(げはん)
校了になった組み版やフィルムなどを製版・印刷工程にまわすこと。
- サ行
-
ざら紙(ざらがみ)
印刷用紙としては最下級の紙。藁半紙など。
色光の三原色
割合を変え混ぜ合わせることであらゆる色を表現することのできる基本的な3色のこと。光の三原色は赤・緑・青で全てを混ぜると白になる。
色材の三原色
割合を変え混ぜ合わせることであらゆる色を表現することのできる基本的な3色のこと。色材では三原色はC(藍)、M(紅)、Y(黄)をいい、3色だけでは黒を表現できないため、K(黒)のインクを用いる。
四六判(しろくばん)
洋紙のサイズの一種で、サイズは788mmx1091mm
字送り
写植の指定で、文字間の空きの指定をいい、歯送り数で指定する。
スクリーン
網点のついたフィルムのこと。
スクリーン線数
網点を作る際に用いるスクリーンの1インチ当りの線の数。単位はlpi(line per inch)。
刷り出し
本刷りを始めた直後の印刷物で位置の確認や色調など原稿と合っているかを確認する。
責了(せきりょう)
印刷所などが責任をもって校正終了することをいう。
装丁(そうてい)
書籍物の表紙やサイズ、レイアウトから書体まで体裁に関するあらゆるデザインのこと。
- タ行
-
断落とし(たちおとし)
裁割の際、所要の寸法に断裁した残りの半端な紙のこと。または三方断裁機で仕上げ断裁したときに出る裁くずのこと。
断ち割り(たちわり)
複数面、ひとつの版に焼き付ける際に、面と面の間隔を作らず割付け、一度の断裁で仕上げること。
ダブルトーン
ひとつの原稿からスクリーンの角度を変え二枚のネガを作成すること。
中間調
画像のハイライトとシャドウの中間の調子のこと。
特色(とくしょく)
CMYKの4色版以外の特別色のことでインキを混ぜ合わせ作り上げる色。
トンボ
多色刷りの際の見当合わせなどのために画面の四隅と上下左右の中心に付ける十字の印のことで、形がとんぼに似ているところからそのように呼ばれ、レジスターマークともいう。
- ナ行
-
中綴じ(なかとじ)
薄めのカタログやパンフレット、雑誌類などに使われ、本文と表紙を同時に針金で綴じる製本方法。
並製本
本文を製本してから簡単な表紙を糊付けし仕上げる製本方法。
ニス引き
印刷物の表面に艶出し塗料を塗布し、光沢を与える加工の一種。
- ハ行
-
平綴じ(ひらとじ)
本の背に近い部分を針金で綴じる製本方法のひとつ。
フィニッシュド・ワーク
印刷媒体の広告入稿で、そのまま製版され、送り版、刷版となる完全版下原稿を制作すること。
- マ行
-
ミシン
切り取りやすくするため、破線状に穴をあけること。またあけたもの。
見開き広告
新聞や雑誌の左右2ページを使用する広告。新聞では全7段や全5段の見開きもある。
面付け
一枚の版に数ページ分などをまとめて版面に付合わせること。普通製版工程で行うが、版下、フィニッシュで処理する場合もある。
- ヤ行
-
約物
記号などの総称。
- ラ行
-
ラフスケッチ
クリエイターが発想を簡単なスケッチとして作成するアイディアスケッチのこと。それを用いて議論したり、確認したりする。サムネイルともいう。
- ワ行